日本と中国の進水式の違い
日本と中国の進水式の違い
【日本式】
固定台の上を滑台が滑る縦進水方式で進水します。従って、船尾浮揚や滑台が固定台を離れる時の圧力やドロップを考慮した配置にしなければなりません。
【中国式】
エアーバッグの使用により、圧力によりエアーバッグ自身が変化するので、進水に際しては柔軟に対応できます。
エアーバッグ | |||
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直径 (m) |
圧力 (Mpa) |
作業高さ (m) |
保証軸受容量 (KN/m)×(t/m)×(Lb/ft) |
1.2 | 0.17 | 0.7~0.2 | 134~267×14~27×9150~18310 |
1.5 | 0.13 | 0.9~0.2 | 123~268×13~27×8400~18350 |
1.8 | 0.11 | 1.1~0.2 | 121~277×12~28×8290~18950 |
日本式に比べ中国式は初期設備投資が少なく、エアーバッグの選択さえ間違えなければ、進水時の船体損傷の危険度は非常に少なく安全に進水できると思われます。